妊娠で介護職を退職。報告のタイミングは!?
介護職は体力的に負担のかかりやすい仕事になりますが、女性が主の職場でもあるので、働いている女性が結婚や出産を機に退職していく光景はそれなりに見ることも多いんじゃないでしょうか。
今まではそれが他人のことで終わっていましたが、自分が妊婦という立場に立たされた場合に「いつ報告するのがいいのか?」「いつまで退職するのがいいのか?」など疑問に思うことも多いと思います。
特に初産の場合は慎重になる人も少なくないので、妊娠中の介護の仕事の働き方や辞めるタイミングについてまとめました。
妊婦は介護職をいつまで働くのがいいのか?
介護の仕事は体力が要りますし、身体的に負担のかかることも少なくないので、妊娠したらすぐ辞める方がいいんじゃないか!?と思われる方がほとんどだと思います。
仕事がきついなら尚更で、それに拍車をかけるようにつわりなどの吐き気が合わさればまともに立っていることも辛いこともあるかもしれません。
こういった場合は周りに迷惑をかけることもあるので、もちろん休職や退職をするべきですが、そういう症状が少なく、我慢できる程度ならそのまま働いていても問題ありません。
実際、介護職で働く妊婦さんで臨月まで仕事を続けていたという人も珍しくはないです。
出産後はお金がかかることもあるので、辞めるまでになるべく貯金をしておきたいと考える人も多いです。
よくある勘違いとしては「妊娠したら仕事なんてとんでもない」「絶対安静に過ごすべき」と言う人もいますが、むしろだらけた生活を送ったことで、骨盤まわりの筋力が低下し、難産になる可能性もありますし、家で何もしないで過ごすことが正しい選択とは限りませんが、最終的には自分の体や心と相談し、あなた自身の感覚で判断するようにしてください。
妊娠報告のタイミングは!?
じゃあ、妊娠したことを報告するタイミングはいつがいいのでしょうか?
妊娠が発覚してすぐと言う意見もあるでしょうし、流産の確率が減る妊娠12週目以降という意見もありますが、まずは妊娠が分かった時点で施設長に報告しておきましょう。
流産経験がある方だと「もしかしたらこの妊娠も流れてぬか喜びになってしまうかも」と思い、報告するのを躊躇してしまう人もいますが、自分だけの体ではないので、仕事内容などを配慮してもらうためには必ず言っておくべきです。
介護職は女性が多い職場なので、報告が早い方が手助けしてくれる職員も多いので早めに打ち明けてしまいましょう。
介護職で働く妊婦の夜勤はいつまでOK?
施設勤務の多くの介護職の方は夜勤が伴いますが、妊娠が分かったらなるべく早めに夜勤は止めさせてもらうべきです。
ご自身のリスクを考えたうえで夜勤をされるのならいいのですが、やはり夜に働くと生活が不規則になるので、あまりおすすめはできません。
なので妊娠の報告をした時点で夜勤からは外してもらった方がいいでしょう。
同僚の先輩の女性職員から施設長などに「あの子を夜勤から外してあげて」と、言ってくれることもありますが、人手が少ないとどうしても後回しにされがちです。
妊娠しているあなた自身からの訴えがないと中々そこまで気を遣ってくれる事業所は少ないように感じるのでちゃんと伝えることが大切です。
妊娠中の介護職の働き方について
このように夜勤はすぐ外してもらうことが妊婦として働く際のポイントになりますが、その他にも入浴介助なども点灯する可能性があるのではずしてもらうべきです。
基本的に普通に介護業務をすることに関しては問題ないでしょうが、妊娠初期でも体に負担がかかるような作業は一切しない方がいいでしょう。
例えば今まではなんとか一人で持てたけど、危ないので誰かに手伝ってもらうなど、そういった自分の体への配慮が妊婦さんには必要です。
こういったことをちゃんと受け入れてくれるような施設や職員なら問題はありませんが、通常業務ができないことに嫌な顔をされたり、口では言われないけど退職を促すようにされるケースもあります。
辞める気が無いならどんな顔をされても続ければいいと思いますが、それが負担になることもあると思うので、退職の時期は自分の体や心と相談しながら決めるようにしてください。