介護職を辞めたいけど人手不足で辞められない
介護の仕事を辞めたいけど、この状況で辞めるなんて言ったら流石にまずいかな!?と思うことありませんか?
今でさえ全然人手が足りていないのに、これ以上退職者が出たら会社が回らないからと、気を遣ってしまい辞められないという人もいますし、辞めたいと上司に打ち明けたら強く引き留められたなんてこともよく聞きます。
そんな介護職を辞めたいけど、働いている職場が人手不足で辞めるに辞められない人のために、適切な退職理由や方法についてまとめました。
人手不足が続く介護職の業界事情
介護業界で働く上で大抵の方がぶち当たる問題点として介護士不足が挙げられます。
ホントどの友人に尋ねてみても、どこの事業所も慢性的な介護士不足が続いているみたいですね。
例えば、本来ならこのフロアには最低でも4人は欲しいというところを半分の2人でケアしてるってことも少なくないようです。
こういった介護職の人材不足の問題は深刻で、本来は休みのところを休日を削って出勤している人もいるのです。
非常勤スタッフが上手く採用できればいいのですが、なかなかそうもいかないこともあるので、最終的には常勤として働いている職員に影響が及んでしまうようになるのです。
人手不足で辞めさせてもらえない。どんな退職理由が適切!?
退職したくても自分の仕事を引き継ぐ人がいない。
これでは辞めたいと申し出ても引き留められるのは当然のように思いますが、人がいない職場ですんなり退職させてもらうためにはどのような退職理由が最適なのでしょうか?
絶対に慰留されないための退職理由の例としては
「夫や妻の急な転勤によりやむを得ず」
「親の介護が必要になり辞めざるをえない」
「どうしても実家に戻らなくてはいけなくなった」
「ストレートに○月○日に退職するという旨を書いた退職届を提出」
「何を言われても”すみませんが”とはっきり言う」
このように言えば間違いなく退職できるでしょう。
嘘も方便と言いますが、ついちゃいけない嘘とついた方がいい嘘というのはあるので、いきなり飛ぶように辞めてしまうのはNGですが、会社の規定に乗っ取り1か月前申告すれば問題は無いでしょう。
その期間内に人材を集められないのは、それはもうあなたのせいじゃありませんからね。
引き留められないよう退職の意思をはっきりさせる
退職を希望しているなら「辞めさせてください」と言うのではなく、「辞めます」というはっきりとした意思表示が大切になります。
「わたしがいないと大変だよな」と他のスタッフのことや事業所の心配しても自分が得することなんて一つもありませんし、むしろ損することの方が多いです。
だから、引き留められてもきっぱり断ることが引き留められないためのポイントになります。
「う~ん」とか「そうですよね」と濁す態度を取るから辞められないことも多いです。
辞める意志は固いのに「次が見つかるまで待って」「後任が入るまでもう少し頑張って」と引き留めにあうのは、あなた自身がとっているその曖昧な態度のせいかもしれません。