入職してすぐに介護職を辞めたい場合
働き出してすぐに介護職を辞めたいと思ったらどうするのがいいのでしょうか？
いざ仕事してみると「こんな仕事だったのか」とか、ものすごく仕事がきつく感じて「もう嫌だ、辞めたい」と思うこともありますよね。
特に介護職の場合はこういったことが非常に多い現場だと思いますし、実際に辞めていく人も多いというのが現状です。
いざ働き出してみると、入所者さんの食事から排泄までの介助など「こんなのを毎日しなきゃいけないの！？」と疑問を抱く人も少なくないのです。
介護の仕事を始めてみたのはいいけど、働き出して速攻で仕事が嫌になって「もう辞めたい」となった場合はどうするのがいいのでしょうか。
介護を新卒正社員採用ですぐ辞めるのってどうなの！？
介護職に限りませんが、大学、短大、専門を卒業して新卒の正社員として入社されても辞めちゃう人って多いですよね。
これは自分が想像していた仕事とのギャップにより、こういったことが起こるのですが、非常に勿体ないですよね。
中には福祉大学を卒業し、介護の資格も取っている人でも簡単に辞めていくことも少なくないのです。
「すぐ辞めるなら最初から働くなよ」と言いたいところですが、実際に働いてみないと分からないことも多いので難しいところですね。
確かに退職しても年齢にはまだまだ若いので、介護以外の他の職種に変わり、正社員として採用されることも可能でしょうが、次の職場の面接官の印象としては正直良くないでしょうね。
すぐ辞めるのは今後の転職活動や職務履歴へどう影響する？
じゃあ、入職してすぐに辞めた場合は今後の転職活動にどのように影響していくのでしょうか？
そのリスクとしては職務経歴書に短い職歴を載せることになります。
働いた期間が短いので載せないということもできますが、「この空白の期間は何をしていたんですか？」と面接で聞かれることも多くなるでしょう。
もし自分が面接官だったら！？と言うことを考えてみてください。
例えば一人はまじめに働いている形跡があり、仕事のスキルアップでうちを応募している。
しかし、もう一人は職歴がほぼ無く、最初に働いた仕事もすぐに辞めている。
こうなってくると、あなたが採用担当者ならどちらをあなたは選びますか？
もちろん前者でしょうね。
後者の場合はいくら志望動機がしっかりしていても、「本当かなぁ？なーんか嘘くさいな」と思われてしまう可能性も無くはないのです。
もちろん嫌な仕事をすぐに見切れるというメリットもありますが、すぐ辞めるというのは、こういったリスクもあるということを頭に入れておくことです。
もうちょっと頑張ってみて無理なら転職を
わたし自身の考えとしては、「嫌ならすぐに辞めれば！？」と言いたいところではあるのですが、やはりよく考えると、入職してすぐに辞めたり、転職するというのはあまりおすすめはできません。
何故かと言うと、最初は誰もが仕事はできないものですし、職場に馴染めないことも当たり前だと思っているからです。
確かに辞めたいと感じさせる職場には何かしら問題があることが多いのですが、どんな状況でも最低3ヶ月～半年は頑張ってみて退職、転職に踏み切ると良いでしょう。
年配の方に相談すると「石の上にも三年」ということわざを例にされることもありますが、別に嫌だと思う仕事を3年も続ける必要はありません。
これから先の人生のことなど、そこで働く自分の未来があまり良くないと思うなら、そこまで続ける必要はありませんが、ある程度は続けて働いてみないと本当の良さというのは分からないと思います。
だから、とりあえずは数カ月頑張ってみて判断するようにしましょう。
その結果ダメだと思うなら転職すればいいと思います。
そうすることで「前の職場は良かったのか？それとも悪かったのか？」ということも判断しやすくなりますし、続けるうちにその仕事に対する楽しみ方が生まれたりすることもあります。
経験が少ないと良いも悪いも判断しにくいので、すぐに辞めたいと思った時から、あと少しだけ頑張ってみることが大切です。
