離職率の高い介護施設の特徴 | 介護職辞めたい人のお悩み相談室

離職率の高い介護施設の特徴

105964介護職は全職業の中でも比較的、離職率が高い業界ではあります。

その理由としては主に仕事がきつい上に、それに見合った給料が貰えない事業所が多いから。

現場で働いているとパートやアルバイトの方に限らず、正規職員もかなりの数のケアワーカーが辞めていきます。

ですが、反対にほとんど退職者が出ない施設というのも存在しています。

退職者が多い介護施設にはどのような特徴があるのでしょうか?その特徴や見分け方についてご紹介します。

 

離職率の高い介護施設の特徴は?

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では、毎月退職者が出るような介護施設はどういった特徴があるのでしょうか?

離職者の多い介護施設の特徴として挙げられるポイントとしては

・職員同士の人間関係が悪い
・新人にちゃんと教えられる指導者がいない
・上司が下の人間をフォローできない
・職場が汚く不衛生
・給料が安く仕事量に見合っていない
・常に人手が足りなく、少ない人数で仕事を回している
・この人みたいになりたいという目指せる人間がいない
・将来的な希望が見えない

他にも残業代がつかないなど、挙げればキリがありませんが、こういった待遇への不満や人間関係が悪い職場というのは、やはり退職者が多いのが現実なのです。

介護士として働くからには、できるだけこういった辞めていく人材が多い介護施設は避けたいものですが、 入る前に見分けるにはどうしたらいいのでしょうか?

介護職の離職率は?

就職・転職する前に離職率が高い介護施設を見分けるには!?

介護業界内での転職やこれから介護の仕事を始める時のポイントは希望する介護施設が良いところなのか、悪いところかの判断です。

ブラック企業のように悪質な介護施設へ就職・転職してしまえば、低賃金・重労働で働き続けるか?結局辞めてしまい職歴に黒い歴史を作ってしまう事になってしまいます。

なので、就職、転職する前に施設の雰囲気や状況を把握するのは非常に重要なのです。

離職率が高く定着率が低い介護施設に入らないために、求人票を見る際に必ず注意して見ていただきたいポイントは

・いつ見ても求人が出ている
・昇給、ボーナスが無い、もしくは無いに等しい
・給与が他の事業所と比べて低い
・年間休日数が少ない

この4つに注意して見ていただきたいですね。

毎回、求人を出しているところというのは、裏を返せば辞めていく人が多いと考えられます。

ただ、例外もあって、中には採用基準を高めて、かなり人材を厳選している場合もあるので、いつも求人票を出しているから離職率が高いとは言い切れませんが、ほとんどは前者の退職者が多いからという理由の方が多数を占めるでしょう。

そして、給与の少なさというのも職員の定着率に大きく関係しており、やはり給料が少ない事業所ほど辞めていく介護士は多いのです。

安定して働ける施設を選ぶのであれば、休日数や給与に関しては必ずチェックしておくべきでしょう。


ただ、求人票だけではどうしても分からない部分が職員同士の人間関係です。

就職、転職する際に人間関係を軽視される方もいますが、人間関係の善し悪しというのは非常に重要だと感じています。

やはり、長く続けるにはそこで働いている”人”がとても重要なカギを握っているのです。

これは、どのように判断するのかというと、求人に応募する際に施設見学を申し出てほしいのです。

実際に希望する施設に行って現場の雰囲気を感じ取れば職員同士のやり取りを少し聞くだけでも、何となくは雰囲気は掴めるはずです。

それに施設見学をすれば、自ずと施設長などやリーダーの方と話すことになるので、自分の上司がどのような人になるのかを事前に知る事が可能になるのです。

施設見学をした際に特に注意して見ておいてほしいのが

・上司と部下の人間関係が悪いかどうか?
・上司にあたる人の介護士への応対
・実際に施設長やリーダーの方と話してみてどう思ったか?
・休憩所、トイレ、食堂、更衣室など職場内が汚くないか?

です。

このようなところに注目して求人票を見たり、施設見学で注目して見ておけば、離職率の高い施設に入らなくて済むようになります。

転職先の介護施設の評判を調べる方法

離職者が多く定着率が悪い施設は問題があるケースが多い

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離職率や定着率の悪い介護施設というのは、やはり何かしら問題を抱えているケースが多く、「辞めたい」と職員が思ってしまうのには必ず理由があります。

入職する際に退職を想定して入ってくる人は誰一人いません。

実際にその施設で働いてみた結果、人間関係や給与形態などの不満が募り「この職場はダメだ・・」「こんなところでは働きたくない」と、退職していくのです。

退職者が多い施設というのはどこか悪いところが必ずあるのです。

給与や休日などの待遇面や人間関係の善し悪し以外にも、例えば、職員の意見を無視したワンマン経営などもそれにあたるんじゃないでしょうか?

ですが、離職率が高い施設がある中で、反対にスタッフが誰一人として辞めていかない施設というのもあります。

こういった職員の定着率が高い施設というのは、やはり職員同士の仲が良く、ちゃんと職員へのフォローもあり、何より職場の雰囲気が良い!そして、給与や休日に関しても満足できるくらいは頂けているのです。

介護の仕事をするなら誰もが条件が良く、ストレスなく働きたいものですが、どうすれば待遇条件も良く、人間関係も充実したところに就職・転職できるのでしょうか?

人間関係の悪化により転職した体験談

やりがいや向上心を持って働ける職場を探すには?

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介護職を退職された方とお話をする機会も多いのですが、その退職理由を尋ねてみると、職場に何らかの不満(給料、職場環境、人間関係、休日、残業、夜勤など)を持って我慢できずに辞めていった人や、仕事に対してやりがいを持てずに辞めていった人というのが非常に多いのです。

どうすれば、介護士が前向きに働ける職場を探せるのでしょうか?

やりがいや向上心を持てる職場探しの絶対的な条件は

仕事量に見合ったお給料が貰える

頑張りを昇給やボーナスなどの形で評価してもらえる

働きやすい環境である

この3つが非常に重要になるのです。

じゃあ、こういった条件の職場をどう探せば良いのか?

これは数多くの介護求人に目を通し、給与や休日、出勤時間などの条件を比較することに尽きると思います。

そして、施設見学をして実際に現場で働いている介護士の顔を見てほしいのです。

やりがいや向上心を持って働いている方の目は必ず輝いています。

より多くの求人に目を通して条件を比較し、最終的に実際に自分の目で見て確認する。

これが何より大切なんじゃないでしょうか。

前向きな職場探しをするために

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