ケアマネである私が看護師を目指している理由
近年、高齢者の数がどんどんと多くなり医療・福祉系の職種のニーズが高まっていて、職員を雇う会社側も優秀な人材を確保する事にやっきとなり、競争が激化している状況です。
私自身も、ケアマネージャーとして会社の組織の一員として現在も働いているのですが、実は会社に内緒にしている夢があります。
それは30代中盤にも関わらず看護師を目指している事です。
もちろん、40代や50代から看護師を目指す人も多いとは思いますが、私が描いている夢は看護師を取得した後も続く夢なのです。
私が何故看護師を目指したいと思ったか?描いている夢は何なのか?を少しお話ししたいと思います。
最後までお付き合い下さい。
私という存在(プロフィール)
まずは、皆さんに私を知って頂きたく簡単に経歴やプロフィールをまとめてみました。
・36歳の男性
・高校卒業後福祉とは異なる大学で商学部に入学
・看護師の姉の影響もあって大学卒業後介護の道へ
・ホームヘルパー2級を取得しながらデイサービス介護職員として5年間勤務
・小規模多機能介護職員として4年間勤務
・社会福祉法人が運営する小規模多機能施設の管理者に抜擢される
・管理者とケアマネージャーを兼務しながら4年間勤務する
・現在は居宅介護支援事業所のケアマネージャー
何故ケアマネージャーから看護師を目指しているのか?
30代後半になって今更「なぜ看護師になりたいのか?」理由は沢山ありますが、最大の理由は福祉施設で管理者として勤務していた時に、救急対応が必要な高齢者に対して何も出来なかった自分の不甲斐なさにあります。
幸いその高齢者は助かる事が出来ましたが、自分が看護の知識や技術があればもっと管理者として適切な対応が出来たのではないかと本当に悩む期間がありました。
この出来事があってから看護師を目指そうと心に決めたのです。
看護師になりたいと心に決めてから
看護師を目指すと決めてから私の環境は大きく変化していきました。
施設の管理者として働いていた私は、看護学校受験の勉強に集中したいと考え責任ある職種を辞める事にしたのです。
それに伴い働いていた会社を退職し、一般のケアマネージャーとして働く事にしました。
そして、数年勉強から遠ざかっていた私は、一念発起して仕事帰りにでも通える夜間の看護予備校に通ったのです。
これは現在も進行中です。
貯金がなくなっていく
もちろん看護予備校は無料ではありません。
金額にして30万円弱掛かっています。
看護学校へ入学した際にはその倍以上のお金が掛かるのに、一体これからどうしようかと思う位の生活が毎日続いているのです。
看護予備校生
こうして看護予備校夜間部に入学した私ですが、私以外の生徒も日中は仕事をしている方がほとんどで職種も様々。
ある人は事務員だったり、またある人は介護職員として働いている方もいます。
それぞれ今の仕事は違いますが、同じ目標を持った仲間達と一緒に勉強する環境は楽しい時間です。
物理が苦手で難しい看護師の勉強
昔から理科が嫌いだった私ですが、看護師になる為には理科の分野はクリアーしなければなりません。
生物はもちろん、化学や物理等、勉強するうちに思い出す事もありますが、もっと勉強しておけばよかったと毎日ため息をついています。
ケアマネージャーから看護師という夢に向かって
今もこの生活が続いていますが、冒頭に看護師になってから抱いている夢があると言いました。
それは、訪問看護の事業所を自分で立ち上げたいといった夢なのです。
確かに経験がなければ、訪問看護なんて無理だと言う人も多いでしょう。
ですが、自分が看護師として経営者になればどうでしょう?
現場の経験よりもマネジメント力が必要になりますよね?
訪問看護を運営するには、管理者はもちろん看護師ではなければいけません。
看護師を取得し、管理者としも働き自分で会社を運営する事が最大の私の夢なのです。