ブランクがある介護職の復帰・復職の求人選びの重要ポイント | 介護職辞めたい人のお悩み相談室

ブランクがある介護職の復帰・復職の求人選びの重要ポイント

buranku仕事辞めてた期間が長すぎて介護の仕事に復帰しても、仕事についていけるか不安。。

そんなブランクを抱える方に大切なアドバイスがあります。

介護施設における人手不足は、政府が対策に乗り出すほど深刻化しており、介護の現場は、たとえ5年10年のブランクがあっても、元介護職の復職を待っています。

介護事業者は「ブランクがあっても復帰してほしい」と思っていますし、ブランクがあるということは過去に経験のある介護職とみなされるので歓迎されやすいのです。

「介護制度は変化が激しいし…」
「年下の介護職に仕事を教わるのはちょっと…」

という不安や心配事で、復職を躊躇してしまう気持ちもよく分かりますが、長い期間介護の仕事に触れてなくても、復職しやすい働きやすい施設を選べば、それほど問題なく仕事に馴染めるようになります。

復帰・復職のおすすめの働き方や求人選びの重要ポイントを紹介させていただくので参考にして下さい。

5年、10年のブランクがある介護職が復職先を選ぶポイントは?

約5年のブランクがある人

介護施設の採用面接に5年のブランクがある人がやってきた場合、採用担当者が気にするのは「仕事の段取りをどの程度覚えているだろうか?」ということです。

大企業のように4月に一括採用をするところは、介護では稀です。

多くの介護求人は欠員補充が目的なので、年齢やスキルなどの求める人材像が明確です。

よって、5年ブランク介護職が復職先を選ぶポイントは「経験不問」と書かれてある求人から、まずは応募していくと良いでしょう。

また、親切な介護事業所だと、求人票に「丁寧に指導します」といったコメントを載せているケースもあります。

再教育制度(新人教育)がしっかりしているかどうかを事前に確認しておきましょう。

10年以上のブランクがある人

介護保険制度は2000年にスタートしているので、仮に2017年の時点で10年のブランクがある人は2007年頃まで働いていたことになりますが、この頃はまだ介護業界に混乱がありましたし、その後も、様々な改定が行われています。

10年ブランクがある介護職が知っておかなければならないのは、「昔とは状況がかなり違っている」ことを認識しておく必要があります。

この10年間の変化で最も大きいのは、認知症の利用者が急増し、お看取りの仕事が通常業務になっていることです。

2000年頃であれば「認知症の人はグループホームにいる」くらいの認識で良かったのですが、現代はどの施設にも、重度の認知症の方がいます。

お看取りの仕事も、かつては特別養護老人ホーム以外では、ほとんど見られませんでしたが、今では有料老人ホームでも当たり前になっています。

10年ブランク介護職も、約5年の人と同様に「経験不問」「新人歓迎」の求人票を探した方が良いでしょう。

また、履歴書を郵送する前に、求人元の採用担当者に電話をした方が良いでしょう。

というのも、介護の現場で10年のブランクが深刻になるのは、介護スキルの低下ではなく、「ビジネスマナーの劣化」や「社会人としての常識の低下」で、採用担当者の印象は、他の業界で10年間働いていた人と、10年間専業主婦をしていた人では、同じように介護10年のブランクがあるでも2者は全く違います。

つまり、介護から離れ、他の業種に転職した人でも、介護以外の仕事経験はプラスポイントになるのです。

ブランクのある介護職が復職するのにおすすめの働き方は?

長期間仕事から離れていた介護職におすすめの働き方は、ズバリ、派遣もしくはパートで入職して正社員に登用されるパターンです。

介護復職で心配なのは、技術面や体力面など色々あると思いますが、派遣やパートからであれば、勤務時間も短いですし、疲労も溜まりにくいですし、派遣やパートの方が正社員よりも責任も小さいです。

利用者の健康管理には医療的な知識が欠かせませんが、非正規雇用の立場であれば、正社員の介護職に質問しやすいですし、「紹介予定派遣→正社員」「パート→正社員」という流れは、仕事感が戻るのを待って正社員に採用できるので、人件費の面から考えても介護施設にも大きなメリットがあります。

非正規雇用のスタッフが正社員に採用されていくケースも、介護の現場では珍しくはないのです。

復職で1番お勧めするのは、派遣もしくはパートですが、いきなり正職員として復帰できる求人を探しても、もちろん問題はありません。

結局は、非正規のパートや派遣の介護員であっても、1~2年以内には正社員並みにレベルアップしなければならないので、覚悟を決めていきなり正社員に復帰して頑張ってみるというのも悪くはない選択でしょう。

復帰・復職でおすすめの施設形態は?

osusumeブランクがある人におすすめの施設形態は

  1. 特別養護老人ホーム
  2. 介護老人保健施設

の2つです。

この2施設に共通した特徴は、規模が大きく、働いている介護職員が多いこと。

更に、同僚に看護師がいる施設が多いので、医療的ケアの支援を受けることもできます。

おすすめしない介護施設は?

osusumesinai長年のブランクがある介護職が復職先として、あまりおすすめしないのは

  1. グループホーム
  2. 小規模多機能施設
  3. 訪問介護

等の小規模の施設や、同僚が少ないところです。

小さな施設のアットホームな雰囲気は魅力的ですが、ブランク介護職が必要とする「同僚からの支援」は手薄になる可能性があります。

同僚の数が少なければ、1人に対する責任が大きくなりますし、仕事を教えてもらえる先輩も必然と居ないことになるので、仕事を覚えるスピードも遅くなってしまい、分からないことを解決できないなど、不安な状態のまま仕事をすることになりかねません。

まっさらの新人ではないので、経験者扱いしてほしいという気持ちもあるかもしれませんが、仕事の勘が戻るまでは、なるべく介護スタッフの多い介護施設に勤めるべきでしょう。

ブランクありの介護求人探しはハローワークはおすすめしない。その理由とは?

ブランクあるないに関わらず、「仕事探しはまずハローワーク」って人も多いですが、ハローワークであれば、100%満足する結果が得られる(条件の良い職場に就職できる、)と思ったら大間違い。

確かにハローワークは、お住いの地域にある求人を閲覧できるので便利です。

ですが、優良企業の求人の中に一部のブラック企業の求人が混ざっているケースも非常に多く、もし応募した介護施設が実はブラック企業だった、もしくは限りなくブラックに近いグレー企業だったら、正社員に就職できても、結局退職してしまうので、その就職は失敗してしまう可能性大。

ハローワークの職員は職業紹介はしてくれますが、近年の介護業界の特徴や、個別の施設については把握していないのです。

就職に関する介護業界の有益な情報が知りたいなら、介護専門の求人媒体で復職先を探すべきです。

ハローワークは介護求人を探すのにベターであっても、ベストではありません。

介護業界の求人を専門的に取り扱っている介護求人サイトであれば、個別の施設情報や就職先の提案やアドバイスなど、復帰したい介護士の相談から求人紹介、就職後のサポートまで支援してくれます。

これらのきめ細かい就職支援サービスは介護求人サイトでしかあり得ないので、ブランクがあって漠然とした不安があるなら介護専門の媒体で就職先を探しましょう。

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