介護福祉士辞めたいと思ったら
介護職を離職するケースというのは少なくありませんが、介護福祉士として日々働かれている方もその例外ではなく、国家資格を持っていても辞めていく人が多いのです。
わたしからすれば、なんか勿体ない気もしますが、なぜ資格を取ったのにも関わらず辞めてしまう人が多いのでしょうか?
介護福祉士を辞めたい理由やそのような状況に立たされた時にどうするべきかということについてまとめました。
介護福祉士をめたい理由とは
じゃあ、みんながどのような理由で介護福祉士を辞めたいと考えているのでしょうか?
その理由としては
介護福祉士を辞めたいという理由には色々ありますが、あなたが今辞めたいと思ってることも基本的には「お金のこと」「人間関係」「体力的なこと」「介護の仕事が嫌になった」「家庭の事情」の5つにあてはまるんじゃないでしょうか?
介護福祉士の仕事に従事されている方はこういった悩みを抱えて退職を考えるのです。
介護福祉士を辞めたいと考えた時、どうするのがいいのか!?
介護福祉士を辞めたいと考えている時、どうすれば解決できるのかと言うと、私の考えとしては職場を変えることが最適だと思います。
やはり、わたし自身も転職することで介護職を続けられてきましたし、待遇の改善や人間関係のリセットなどは転職することでしか解決しないんじゃないでしょうか?
ですが、転職とは言っても同じ介護業界に移るのか?はたまた異業種か?という選択肢も出てくると思います。
辞めたいなら介護職以外の方がいいんじゃいの?と思われる方も非常に多いと思いますが、介護福祉士が今の職場を辞める場合、どのような選択をするのがいいのでしょうか?
介護から他の業種への転職は年齢を考える
介護福祉士を辞めたいと思った時、多くの方が考えることが「他の職種への転職」です。
例えば介護職で培ってきたコミュニケーション能力を活かして、販売や営業、接客業に就くということももちろん可能なんですが、一つだけ気を付けてほしいのは転職する時の年齢です。
求人サイトなどを見ると、どこも35歳以上の転職に関しては前向きではないように思います。
大体30歳手前で年齢制限が出始めて、「転職するのは段々厳しくなってるのかも」ということを感じ始め、35歳で厳しいことをはっきりと感じ、40歳を境にピタッと求人も無くなります。
特に介護職だけに携わってきた人は他の職種への転職というのは全て未経験になるので、転職自体が厳しい傾向にあります。
介護福祉士の仕事を辞めて他の職種へチャレンジするのは簡単ではないということを理解しておいてください。
介護福祉士の資格があるならそれを活かせる転職先を選ぼう!
国家資格でもある介護福祉士をお持ちになり、あなたがそれなりに経験を積んできたのなら、それを活かせる就職先を選ぶことが転職成功のポイントになります。
基本的にはこれまで介護福祉士として働いてきたのなら、同じ介護の分野での転職をすることの方が、いきなり未経験の仕事に飛び込むよりも圧倒的に良い結果が出ます。
確かに人間関係のトラブルや介護の仕事はもうやりたくないという気持ちもよく分かりますが、介護福祉士が働くことのできる職場というのはいくつもの種類があるはずです。
在宅サービスでやってきたのなら介護施設の求人に目を向けたりすることで、また新しい施設形態での介護の仕事をすることができます。
同業他社への転職の方が条件面さえ合えば、すぐに採用してもらうことができますし、何より経験者での採用になるので交渉次第では一番低い給料からではなく、いくらか考慮してもらうこともできるのです。
これが、未経験の仕事への転職だとしたらどうでしょう?
厳しい会社だと3ヶ月~半年くらいは試用期間でしょうし、その間は給料も少ないこともあるでしょうし、一番低い給料からスタートすることは確実です。
例えば、介護福祉士としての転職なら指導者として転職できたのに、未経験の仕事に転職したせいで、いい歳してるのに若い子に顎で使われるなんてこともあるのです。
待遇面から考えれば介護福祉士として別の職場に移ることを考えましょう。
介護福祉士として経験を積み、ケアマネに転職するのはどうなの!?
例えば介護福祉士からのステップアップでケアマネージャーの資格を取られる方も多くいますが、こういった場合も転職には非常に有効でしょう。
職種はケアマネに変わっても同じ介護の分野での経験があれば、利用者さんの気持ちに沿ったケアプランを作成することもできますし、給料もケアマネージャーの方が高いケースが多いです。
現場が好きな人は介護福祉士の仕事が向いているかもしれませんが、体力的に不安になってきたとか、今の経験を活かして仕事がしたいという人はケアマネの仕事に転職することもいいんじゃないでしょうか。
どちらにしても同じ介護の分野への転職が有利になりますね。