介護職に向いてる人向いていない人
「はあ・・わたしって介護職に向いていないんじゃないかな・・」
ミスが続いてしまうとどうしても落ち込んでしまいますよね。
このように介護の仕事についていけないことや入ったばかりでまだスキルが低かったり、勤務期間が長い割にはまだ怒られることや注意されることがあると、自分はこの仕事に向いていないのかもと悩むことも多いと思います。
介護って無資格でも仕事はできますが、そこまで簡単にできるものでもないですし、ミスをすればそれが入所者さんにケガをさせてしまうことにもなりかねません。
どんな人がこの仕事に向いていて、どういった人が向いていないのか?介護職の向き不向きに関して、それぞれの特徴についてまとめ、介護職に求められる能力について考えてみました。
介護職に向いている人
■職員や利用者に対して思いやりをもって行動できる人
■介護の資格を持っているから偉いと勘違いしない人
■周りに気を配り、問題なく過ごせるような環境作りができる
■話し上手よりも聞き上手
■ミスを自分から申告できる人
■根拠のあるケアを考えてできる人
■少し内向的くらいが丁度いい
■同僚や年下に優しく喋りかけられること
■職員の育成、指導ができる人
■ホウレンソウができる人
■相手の立場に立って物事を考えることができる
■学んだことを新人などに教えることができる人
■言われたことを受け止めつつ、サラッと前向きに対処できる人
■技術や経験ということでなく向上心があること
■相手の気持ちに寄り添うことができる人
介護職に向いていない人
■現場での協調性に欠ける人
■認知症だからと適当な対応をしてしまう
■威圧的、高圧的な態度を利用者さんにしてしまう人
■真面目過ぎる人
■排泄物にかなり抵抗がある人
■体力的に不安がある
■介護してあげています感が満載の人
■目上の人に対して尊敬の目で見ることができない
■責任感が強すぎる人
■何かある度にすぐ利用者さんに怒ってしまう人
■忍耐力0の人
■プライベートでのイライラを仕事にまで持ち出す人
介護の仕事に求められることとは?
介護職の向き不向きに関して挙げてみましたが、基本的に介護の仕事はお年寄りを対象としているので、まずは年上への尊敬の念を抱けてぞんざいに扱わないようにできることが大切です。
そこに「仕事ができるできない」「無資格だから」とか「資格があるから」とかはあまり関係しません。
むしろ資格なんかは後から付いてくるものですし、仕事も続けていれば、それなりに出来るようになってくるので、そんなことよりも利用者さんの気持ちに添えるようなケアができることの方がよっぽど重要なことだと思います。
介護職として働くためにどんな能力やスキルが必要なのか!?ということを考えながら仕事をしている人もいますが、肝心なのはそこじゃないんですよね。
もちろん利用者の方にスムーズなケアを出来ることは大切ですが、本当は今目の前にいるお年寄りを笑顔にさせることこそが介護士に求められているのではないでしょうか。