辞めたい気持ちでいっぱいの介護士の方に
「ちゃんと朝起きて支度も済ませたけど、家の玄関が開けられない」
「仕事と割り切って働いてるけど、常に頭のどこかで辞めた自分を想像している」
「一生懸命頑張って働いているのに評価されない」
このように介護士を辞めたい気持ちでいっぱいになったりすることないですか？
わたしも過去に辞めたいって1日100回くらい言っている時期もありました。
言葉の使い方ってホント大事で、良いことも悪いことも自分自身を洗脳することができますが、もしこのような辞めたい気持ちばかりが先行してしまう状態になってしまった場合、どのように克服することができるのでしょうか？
辞めたい気持ちは行動に表れる
「辞めたいなぁ」「嫌だなぁ」「行きたくないなぁ」という気持ちは、言葉にしなくても態度や行動に表れるものです。
そんな気持ちで介護の仕事をするのはちょっと危険で、やはり介護職は人間相手でそれもか弱いお年寄りを相手にする仕事です。
嫌々仕事をしていれば、ろくに人の話も耳に入ってこなかったり、仕事に身が入らずミスをしてしまうこともあるんじゃないでしょうか？
こういった言わば、”燃え尽き症候群”のような状態に陥ることが一番危険なのです。
じゃあ、介護士を辞めたい気持ちでいっぱいの状態になってしまったら、どのようにしてそこから抜け出すことができるのでしょうか。
介護士の辞めたい病をどうやって克服するのか？
辞めたい病にかかってしまうと治療は簡単ではありません。※病気ではありませんが・・
例えば、鰻が食べたいなと思いながら毎日過ごしていると、外食行く時はもう鰻以外考えられなくなってしまうといった様に、介護の仕事を辞めたい気持ちでいっぱいで過ごしていると、何をしていても、辞めたいとしか思えないようになってくるのです。
ですが、介護の仕事を続けている人はこういった難所を幾度となく乗り越えてきていますが、どのように克服するのがいいのかを少し紹介させていただきます。
不満があるなら直接、上司に言う
問題点の一つとしては文句があっても言わない人が多いということです。例えば絶対に間違っていることを言われてもYESと言ってしまうような人は危険です。「もっと○○だったらいいのに」と陰で言うんじゃなくて、直接言った方がいいですし、間違っているならあなたの正当性を正しておくべきです。そうしたちょっとしたズレが大きなズレになってしまい歯車が噛み合わなくなるのです。
お金以外の目標を見つける
家族や自分の生活ために働く、もちろんそれでも構いませんが、貰える給料だけに焦点を当てず、「介護職としてもっとこうなりたい」という目標を見つけることも大切です。辞めたいが先行しちゃう時って目の前のことばかりを流れ作業のようにして過ごしているので、辞めたくなった時に本来の目的のために頑張ろうと思える環境にしておくことも大切なのです。
転職・異動など、環境を変えてみる
変に今の職場に固執して働き続けるだけが良いとは限りません。むしろ環境を変えて再チャレンジするのもとても大切だと感じています。だから施設間での異動がある時は積極的に手を挙げたり、良い転職先が見つかるように介護求人サイトに事前に登録しておき、常にアンテナを張っておくことも辞めたいと思う時には必要です。幸い介護の仕事は求人数も多く、今よりも待遇も良く、自分に合った職場も見つけることはそう難しくありません。働きやすい職場探しというのも重要なポイントです。
仕事だからと割り切らない
みんなどこか勘違いしてるんですけど、「仕事だから」とか「生活の為だから」と我慢して働いている人が多いんですが、これ大きな間違いです。確かに割り切って続けられてる人も多いんですが、それじゃダメなんですよね。仕事に関わる時間って家族や恋人と過ごす時間よりも長い人もいるというくらい時間を使っていますが、それが上手くいってないと全てのことに影響してきます。嫌なことを言われて家に帰った後、旦那さんに意味なく当たってしまったことってありませんか？仕事の影響は本当に大きいと思います。だからその職場をどうしても辞めたいなら辞めて他の介護施設に転職した方が精神的には良く働くのです。
もう無理！介護辞めたいという気持ちでいっぱいになった時に参考にしてください。
