転職活動は辞める前？辞めてから？

「転職活動は辞める前にするものなの？」「それとも辞めた後？ 」あなたはどのようにしようと考えていますか？

退職後、あなたがどんな道に進むのかは分かりませんが、辞めた後もどこか別のところで働くことを考えているなら辞めてからしようなんて考えずに、早め早めに行動しておくべきだと思います。

転職活動を始める時期や離職後に始めるリスク、在職中の転職活動の注意点についてまとめました。

「次は決まってるの？」って聞かれることないですか？

辞めることを同僚に打ち明けると、けっこう仲良い人たちが寂しがってくれたり、「ちゃんと次の仕事は決まってるの？」と心配されることってありませんか？

「何この人！？単なるおせっかい？」と思われる方が多いかもしれませんが、けっこう本気で心配されていることが多いです。

これには理由があってもし介護以外の仕事を希望しているなら転職活動は困難になることが予想されますし、同じ介護職に再就職を希望しているケースでも、「コレだっ！」と思える求人がなかなか見つからなくて再就職までに時間がかかってしまうことがあるからなのです。

介護で働く先輩スタッフは転職を経験されている方が多いので、自身の経験からそういった心配をしてくれる方もいるのです。

退職後から始める転職活動はリスクが高い

嫌だからとりあえず仕事を辞める、転職活動するのは少し休んでからという人もいますが、こういった離職してからやろうとしてる方が一番危険です。

介護職を辞めて家庭に入るというなら別ですが、その後も働こうと思っているなら在職中から休日などを使って転職活動をスタートさせるべきです。

これはどうしてかと言うと次の職場が見つからない可すぐに見つからない可能性があるからです。

もし一人暮らししてたり、家族を養わなきゃいけないのに仕事が2カ月も3ヶ月も決まらなかったらどうでしょうか？

そのくらいは蓄えがある計算なのかもしれませんが、再就職先が半年間も見つからずに苦しんだというケースもあるのです。

なので、最低でも在職中から求人情報を眺めたりしておいたりして、気になる求人があればすぐに問い合わせしてみることです。

介護職で働く人に在職中にしておきたい転職活動のアドバイス

今の職場を退職後、他で働く予定があるなら間違いなく転職活動を始めるのは辞める前から行動するべきです。

ですが、在職中の転職活動には少し問題点があり、そもそも忙しくて休みも少ないのにどうやって時間を作るのか？ということです。

有給を使ったり、夜勤明けの疲れた体のままハローワークに行って探すという方法でも構いませんが、それだと行くまでに時間もお金もかかってしまいます。

何より求人というのはその時その時で出ているものも違いますので、新着求人を探すなら毎日のようにハロワに通わなければならなくなるのです。

でもコレ現実的に考えて時間的にも体力的にも無理ですよね？

そんな時は介護求人を専門に扱っている転職サイトを活用するのが便利です。

介護転職サイトに登録しておけば、新着求人のお知らせをメールで教えてくれるサービスがあるところもありますし、何よりスマホやパソコンなどのネットから求人を検索できるようになっているので、忙しい介護職の方でもちょっとした隙間時間を使って転職先を探すこともできます。

まだ転職することが決まっていなくても、事前に登録を済ませておけばタイムリーに求人情報をキャッチすることができるようになります。

そしてこれだけは絶対に気を付けておいた方がいいことに転職活動していることを同僚にバレないようにすることが大切で、もし口が軽い人に伝わったりしたら、施設中に辞めるということが広まっちゃうこともあるのです。

転職活動しているのがバレると、そこに居辛くなりますし昨日まで仲良く喋ってくれていた人が突然冷たくなるようなこともあるので、まだ探している段階では他言しないようにしてください。

それが自分を守るためでもあります。

まだあなたが在職中である身なら慎重に行動してくださいね。