社会福祉士の就職先と求人の募集状況 | 介護職辞めたい人のお悩み相談室

社会福祉士の就職先と求人の募集状況

Print社会福祉士は、主には病気や障害などで日常生活など営むことに支障がある人の福祉に関する相談援助を行う専門職の国家資格です。

現在、福祉業界の人材は不足しており介護系ニーズは沢山ある一方で、社会福祉士の社会的認知度が低く、資格を活かせる就職先が少ないという声も聞こえてきます。

そこで、実際の社会福祉士の就職状況や、主な就職先や転職先にはどのようなところがあるのか?を徹底的に調査したので、ご紹介させていただきます。

社会福祉士の主な就職先と施設の特徴

・病院

~特徴~

病院で働く社会福祉士は「医療ソーシャルワーカー(MSW)」とも呼ばれます。

主に配属されるのは地域連携室という部署です。

仕事内容は患者の入退院の手続きの支援や、生活全般に関する相談業務などで、患者と病院の窓口係りと言えます。

給与は20~30万が一般的です。

求人の募集は多いのですが、病院での実務経験を問われるケースも少なくないので、病院での就業経験が無い方は、事前に確認しておくと良いでしょう。

医療ソーシャルワーカー(MSW)とは?具体的な仕事内容や志望動機の書き方


・特別養護老人ホーム

~特徴~

特別養護老人ホームは、身心上に著しい障害があるため、常時介護が必要で在宅生活が困難な65歳以上の高齢者を対象とした施設です。

仕事は、生活相談員として働くケースがほとんどで、入所希望の方やそのご家族からの相談を受け、手続きの調整や援助をします。

また、入所されている方とそのご家族も相談援助し、サービスプランの見直しを行いケアマネージャーなどと連携してプランを実施します。


・介護老人保健施設

~特徴~

介護老人保健施設は、在宅復帰を目指す方の入所施設で、リハビリを中心とする医療的ケアを受けながら、できる限り自立した日常生活を送れるようサポートする施設です。

社会福祉士の仕事は、相談員として利用者の相談を受けケアプランの作成や、医療福祉の関係機関との連携をはかります。


・介護療養型医療施設

~特徴~

介護療養型医療施設とは、比較的重度の要介護者で、また長期的に医療ケアが必要な方が入所される施設です。

医療型の施設なので、社会福祉士は「医療ソーシャルワーカー(MSW)」として働くことが多いです。

患者やそのご家族が抱えている問題を解決するために相談を受け、医療的ケアや自立援助の総合的なケアプランを作成します。

ケアプラン作成に当たり、医療関係者と患者、ご家族間の調整を行う必要があります。


・老人ホーム

~特徴~

民間の経営する対老人ケアサービス施設で、「有料老人ホーム」「介護付き老人ホーム」「グループホーム」「ケアハウス」などがあります。

社会福祉士の仕事内容は、ケアアドバイザーと協力しながら、利用者へのケアサービスプランを作成します。

また、場合によってはデイサービスの管理全般や、施設運営をトータルに手がけたり、直接自立支援や生活援助を行う場合もあります。

高齢化が進む中、人材ニーズは急速に高まっています。


・児童相談所・家庭相談センター

~特徴~

行政管理や行政委託のところが多く、問題のある家庭や虐待されている児童の相談援助などを行っています。

社会福祉士はケースワーカーとして、児童やその家族との総合的な相談、保護の手続き、関係機関との連携、調整などを行います。

社会福祉士は任用資格として捉えられる場合が多く、大学で心理学や教育学、社会学などを学んでいることが必要とされるケースが多いです。

正社員の給与は約20万~でが募集が多いにのですが、日給や嘱託など非正規雇用の求人も多く見受けられるのが特徴です。


・保健福祉事務所

~特徴~

事務所が独立している場合と、役所の中にひとつの課として存在する場合があります。

仕事内容は、生活保護を必要とする方の相談、保護決定手続き、自立支援がメインで、給与は20万前後が一般的です。


・ハローワーク

~特徴~

就労支援を行う場所なので、働ける職場を探している人への就職先紹介や就労支援を行います。

通常ハローワークに就職するには社会福祉士資格は不要ですが、障害者雇用などの専門的知識を持っていて、幅広い連携ができる人材として募集をかけているところもあります。


・障害者施設

~特徴~

障害者に関連する施には、サービス内容によって、入所、通所(自立訓練、生活介護)、就労支援など種類がたくさんあります。

社会福祉士はサービス管理責任者と連携し、または責任者として、利用者の相談援助、ケアプラン作成や、運営をトータルに行う施設が多いです。

サービス管理責任者がスキルアップや信用獲得のために社会福祉士の資格を取るパターンも多数あり、指導員として介護業務や送迎業務なども兼務する施設もあります。


・社会福祉協議会

~特徴~

地域福祉の推進を図ることを目的に、地域の住民組織、公私の社会福祉関係者や保健・医療・教育機関、ボランティア団体が協力する組織です。

職員は公務員扱いであるため、福利厚生などの面で好待遇になります。

社会福祉士は、地域住民への相談業務、問題解決、福祉関係の施設への情報伝達や連携、ボランティアコーディネートなど福祉関連全般を行います。

最近では成年後見に関する業務が増えてきており、社会福祉士の資格保持者に大きな期待が寄せられています。

給与は、その土地の公務員給与体系が反映されますが20~30万が一般的です。


・福祉用具販売店

~特徴~

介護機器など福祉用具を扱い、店頭販売、病院や社会福祉施設、在宅介護支援事業者への営業、配達を行っています。

仕事内容は営業販売や事務がメインになりますが、社会福祉士は営業先に関する知識を持っているとして募集時に優遇されやすいです。


・一般企業

~特徴~

企業の障害者雇用に関する事業を行う際、多くは企業内部の人材から抜擢したり、社員に資格を取らせる企業も少なくありませんが、社会福祉士の資格保持者を募集しているケースも少ないながらあります。

社会福祉士はジョブコーチなど、指導員として障害者雇用に関わる部門に配属されます。

仕事内容は、障害者雇用関係に法令に基づいた業務、障害者雇用の採用から入社までのサポート、定着支援などを通して、障害者が働ける環境をつくることです。


・独立型社会福祉士

~特徴~

弁護士事務所のようなもので、行政書士や司法書士の資格と合わせて相談事務所を開く方が多く、事務所を開いた方が、職員として社会福祉士を求人している場合もあります。

社会福祉士は業務独占資格ではないので、個々に強みを生かした事業を展開しやすいとはいえます。

ただ、給与は事業内容や運営の方法次第となるので、安定収入を得たい方には不向きでしょう。


・学校

~特徴~

福祉関連の授業を行う専門学校、短大、大学の教員の募集があります。

学校での仕事内容は、福祉関連の授業を行ったり、研究、発表などがメインで、教員になるための講習を受ける必要があります。

社会福祉士の採用・募集状況

介護求人サイトで社会福祉士の募集状況を調査してみたところ、社会福祉士の募集をかけているところは、病院、児童相談所、地域包括センター、老人ホーム、障害者施設、福祉関連の学校など様々な施設が社会福祉士を募集していますが、「病院」「医療法人」による募集が最も多く見受けられるのが特徴です。

ただ、社会福祉士、社会福祉主事、生活相談員の募集をしている事業所は、一般の介護職やヘルパーと比べると求人数はかなり少ないので、いくつかの介護求人サイトに登録しておき、選択肢を広げておく事が大切です。

社会福祉士の就職・転職におすすめの求人サイト

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まとめ

社会福祉士の就職先は、民間から行政まで多岐にわたりますが、主な仕事内容は相談・関係機関との連携がメインになります。

本来、社会福祉士は名称独占であるため、相談業務などはこの資格がない人でも行うことができるのですが、福祉関連の専門知識を持っている為、福祉に関する分野では高評価を受けますが、その反面、介護職と一括りにされている場合もあるので、募集している仕事内容をきちんと把握するのが重要です。

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