人間関係の悪化により特別養護老人ホームから転職した体験談
(※写真はイメージです)
現在、33歳の男性で介護福祉士の資格を保有しております。
約5年ほど働いた訪問介護サービスから転職して約6年間、特別養護老人施設に勤務していました。
はじめに就職した訪問介護では介護助手として就職し、その時点では無資格だったのですが、在職中に介護福祉士の資格を取りました。
仕事の主な内容は、利用者の介護や送迎が中心です。
24時間体制のため、3交代勤務で夜勤もそれなりにありましたが、それほど苦には思っていませんでしたが、給料が平均よりも少ないのに少なからず不満がありました。
訪問介護から特別養護老人ホームへ転職
訪問介護サービスで、マッサージやリハビリを施術する先生の送迎や助手をする仕事をしていたのですが「もっと待遇の良い大きな施設で働きたい」と思い始め、特別養護老人ホームへ転職。
特養では自分の担当の患者ができ、やりがいを感じて仕事ができているのに感謝し、大きな施設だったため勉強会なども熱心で、職場の同僚も多く、転職後は仲間と競い合うように真剣に介護に取り組むようになりました。
介護についてもっとスキルアップしたいと思い始めたのも、周りの環境による影響が大きく、その時に介護福祉士の資格も取得しています。
職場仲間も本当に勉強熱心で、アフターの交流も盛んだったので、仕事終わりによく飲みに行ったりと楽しく仕事をさせていただきました。
何も不満も無く順調に勤務して5年が経過した頃、さらなるステップアップを目指して、ケアマネージャーの資格も取りました。
幸い一発で合格し、給料はケアマネ手当がついたので15,000円程度アップ。
ケアマネ取得前の給与が手取りで月額20万円強だったので、資格を取得出来たことは金銭面においては良かったと思います。
私が働いている特別養護老人ホームにはケアマネージャーの資格保有者が一人しかいなかったため、更に会社でもより良い職務ができると思っていたのですが…
会社内のケアマネからライバル視され不当な扱いを受け、鬱状態に
比較的、僕は職場でも温和な性格で、人望や職場の同僚とも良い人間関係を築けていたと思うのですが、資格取得後、一気に状況が変わりました。
施設内でケアマネを持っている人から、ライバル視されるようになり、風当たりがキツく、不当な扱いを受けるようになったのです。
そのことがきっかけかどうかは定かではありませんが、会社の中で派閥のようなものができ、利用者の環境にも影響を与えるようになり、それが次第に大きなストレスとなって、精神的に勤務することが苦痛になったのです。
経営母体である病院側は僕を必要としてくれたのですが、まわりの人間と、そのケアマネ、病院、同僚、色々な立場の間で板挟みの状態になり、とても辛く鬱状態になり、ついには、利用者の方たちにも大きな噂になってしまい、心配されたり、大きな影響を与えるようになったため、次の就職先も見つけないまま退職しました。
現在は以前働いていた在宅介護で働いているが求職中
約半年ほど求職しましたが、中々条件に合うような次のいい就職先が見つからないため、今はとりあえずの腰掛け就職ではありますが、以前勤めていた在宅介護業者で働かさせていただいています。
僕は介護職を本職にしていきたいので、また良い職場があればと求職活動は続けていますが、次の職場は人間関係を慎重にみて転職しようと思っています。
